PENTAX Super-Takumar 50mm F1.4を買ってみました。
オールドレンズでぐぐると、必ず出てくる名前。
1、2位を争うぐらい人気のオールドレンズみたいですね。
9千円ちょっとの値段で買えました。
2万以上で売られている物もありますが、1万前後で
全然程度がいいやつがあります。
PENTAX Super-Takumar 50mm F1.4
1964年発売
M42マウント
焦点距離:50㎜
絞り羽:6枚
F値:f1.4~f16
レンズ:6群8枚、初期8枚玉
シャッター:なし!
焦点調節:一眼レフ(0.45m~∞無限遠)
サイズ:W36mm x H57mm
フィルター径:49㎜


赤外線の指標が4と4の間にあることから、前期となるみたいです。
左側の8と4の間に赤外線の指標があれば後期型。
4と4の間に赤外線の指標があり、なおかつ線の下にRと書いてあれば、再前期となるみたいです。
また、前期型は8枚玉(6群8枚)、後期型は7枚玉(6群7枚)となります。

後期型はアトムレンズが採用されており、レンズが黄色くなっています。
このレンズは黄色くないので前期型になります。

マウントはM42マウントとなっており、ねじ込み式になっています。

6枚の絞り羽で、絞ると六角形になります。
Super-Takumar 50mm F1.4前期・後期の見分け方
6群8枚構成変形ダブルガウス型です。
1964年7月に発売された「ASAHI PENTAX SP」のセットレンズとされました。
4群目をレンズ3枚の貼り合わせとした6群8枚構成変形ダブルガウス型。
これがいわゆる8枚玉タクマです。
赤外線の指標の位置

向かって左側の、F4の右側に赤外線の指標があるので前期。
F8とF4の間に赤外線の指標があれば、7枚玉の後期型。
赤外線の指標に「R」の文字があれば再前期。
6群8枚か6群7枚

6群8枚構成変形ダブルガウス型が前期型。

6群7枚構成変形ダブルガウス型が後期型。
レンズの色が黄色

後期型はアトムレンズの採用により、レンズが黄色く変化しています。
黄色くないのが前期型(8枚玉)。
黄色いのが後期型(7枚玉)。
M42マウントのレンズを使うにはマウントアダプターが必要
M42マウントのレンズをSONYのEマウントで使うためには、マウントアダプターが必要です。

このままではSONY α7s2に取り付けできないので、M42マウントのレンズを
SONYのEマウントに変換するアダプターを取り付けます。


取り付けるとこんな感じです。
若干長くなりますが、それでも全然コンパクトです。


カメラに取り付けるとこんな感じです。
意外とずっしりと重いです。
Super-Takumar 50mm F1.4で撮った作例

開放F1.4で撮ってみました。
いい感じのボケ具合と、立体感を感じられる描写かなと思います。

F8ぐらいから全体的にピントが合うのかなと思います。
現行レンズのようにパリッとした描写ではなく、
柔らかい感じの描写に思えます。